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1章. サーバについて
2章. レンタルサーバ
3章. 自社サーバ
4章. ドメイン
5章. SSL通信
6章. Operation System
7章. WEBサーバ
8章. プログラム言語
9章. データベース
10章. システムとデザインの関連性
11章. サーバとクライアントのやり取り
12章. サーバシステムで実現可能なこと
13章. Application Service Provider(ASP)
14章. パッケージソフト
15章. システム工数
16章. TelnetとFtp
17章. セキュリティ



7章 WEBサーバ

7.1 WEBサーバアプリケーション

・WEBサーバとは
インターネット上にホームページを公開する場合、必ずWEBサーバが必要となる。ユーザがHTMLのリクエストを送信しても、そのままでは何も返さないが、WEBサーバがあれば、ユーザのリクエストに対して、正しくHTMLを返すことができる。


7.2 WEBサーバの種類

・UNIX系
Apacheは無料のため、よく使われている。Linux版のColdFusionも最近開発され、普及しつつある。
Apache、Sun ONE Web Server、ColdFusion

・Windows系
PWSは無料だが、制限が厳しいため、通常はIISが使用される。ColdFusionはパフォーマンスと開発効率に優れ、Flashとの連携もしやすいが、ライセンス費用がかかるため、普及途中段階にある。Windows用のApacheもあるが、どちらかというと、開発用に使用されることが多い。
Peer Web Server(PWS)、Internet Information Server(IIS)、Apache、ColdFusion


7.3 WEBサーバの役割

・アクセス制限
WEBサーバは、HTTPアクセスしてきたユーザに対し、アクセス権限があるかを常に確認する。外部のユーザが参照できるアクセス権限、ディレクトリの読み込み権限、ファイルの読み込み権限など。

・サーバの設定
WEBサーバの設定で、デフォルトのファイル名を設定したり、同時可能アクセス数を制限したりなど、様々な設定ができる。

・ログの自動生成
WEBサーバは、アクセスログやエラーログを常に出力している。何か障害があったときや、アクセス解析する時に必ず必要となる。レンタルサーバの場合、業者によっては見れない場合がある。


7.4 WEBサーバのインストール

・インストール
最近のWEBサーバアプリケーションであれば、インストーラが充実しているので、複雑ではない。

・設定
WEBサーバをインストールした後は、サーバの設定が必要となる。ユーザの設定や、アクセス権限、ログの出力場所などである。

・工数
WEBサーバのインストール自体に時間はかからないが、設定でアクセス制限など、複雑な設定がある場合は、トラブルになるケースも考え、多めにとっておいた方がよい。特にそういった特別な設定がなければ、半日もあれば十分である。


7.5 運用

・WEBサーバの運用
WEBサーバのメンテナンスとしては、ログ出力の問題がある。WEBサーバは、アクセスがあった場合はアクセスログを出力し続け、エラーが発生した場合はエラーログを出力するため、ログファイルが膨大なものとなるので、どのタイミングで削除するのかを考慮する必要がある。

・障害時の対応
OSは動作しているが、HTMLが見れない場合があるが、この場合はWEBサーバアプリケーションがダウンしているので、WEBサーバアプリケーションのみを再起動すればよい。

・自動監視機能
WEBサーバによっては、システム障害発生時に、自動的に管理者へ通知するものもある。



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